『うちの執事が言うことには』(映画) 永瀬廉&神宮寺勇太のファン必見ポイント有
2019.5.17(金)から公開されている「King & Prince」永瀬廉の初主演映画、『うちの執事が言うことには』。
先日、友人に誘われ舞台挨拶付きの上映回を観てきたのでその内容を紹介します。
※これから観に行くという人への配慮で最低限の内容だけでネタバレは控えています。
日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった花穎(永瀬 廉)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎は行方がわからず、急ぎ留学先から戻ってきてみると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青 年・衣更月蒼馬(清原 翔)だった。父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。まだ自覚が足りない若き当主・花穎と、仏頂面で新米執事・衣更月との関係には、ビミョーな空気が流れる。そんな中花穎は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして起業家の赤目刻弥(神宮寺勇太)とは何者なのか?さらに、次々に起こる不可解な出来事・・・烏丸家に上流階級の陰謀が降りかかる。花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのかー。
烏丸花穎(永瀬廉)
名門・烏丸家27代当主、18歳。頭脳明晰で色彩感知能力が高い。
更月蒼馬(清原翔衣)
烏丸家の新執事。仏頂面であまり感情を表に出さない。
赤目刻弥(神宮寺勇太)
大学生で企業家。パティスリー「アントルメ・アカメ」のオーナー。
雪倉美優(優希美青)
雪倉叶絵の長女(妹)。ハウスキーパー代理。
雪倉峻(神尾楓珠)
雪倉叶絵の長男(兄)。ハウスキーパー代理。
ここからはファン目線での見どころポイントを列挙します。
※ネタバレは避けたいので詳細は書かずにざっくりと紹介していきます。
POINT① 普段は関西弁だが、劇中では標準語。
POINT② 寝起きのストレートヘアやネクタイを選ぶ仕草。
POINT③ ペロ(犬)とじゃれている姿。
POINT④ 永瀬廉演じる中学生時代。
POINT⑤ 一生懸命練習したであろうテーブルマナーのシーン。
初主演ということで初々しさが出ているが、見方を変えると、若き当主としての未熟さ、威厳がなく、マナーもぎこちない姿が役にぴったりハマっていると思いました。
(これから観に行くという方はエンドロールまでしっかり見ることをおススメします。)
POINT① パーティ会場で烏丸花穎とハグをするシーン。
POINT② エスコートをスマートにこなす姿。
POINT③ 「King & Prince」として永瀬廉に絡む姿と、「赤目刻弥」として烏丸花穎に絡む姿を比較したときのギャップ。(ファン目線でないとわからない心情だと思いますw)
POINT④ 烏丸花穎に対して面倒見のいいお兄ちゃん感を出しつつも、冷たい表情をしたり、弱い一面を見せたり、泣いたりといろんな表情を見せてくれる所。
普段は「King & Prince」として国民的彼氏と称されている彼。赤目刻弥も少しチャラい反面、真面目な部分もあり、神宮寺勇太にぴったりの役柄だと思いました。
原作を知らなくても内容を理解でき、ミステリー要素も軽いものだったので推理系が苦手な方も気軽に見れる作品になっていました。
当主である烏丸花穎(永瀬廉)と執事の更月蒼馬(清原翔衣)がお互いぶつかり合いながらも信頼関係を築いていき、成長する姿が見どころで、人間関係の複雑さや、感情の繊細さを考えさせられる内容だったと思います。
演技力については、メインとなる登場人物たちの演技経験が浅い人が多いので上手いとは言えませんが、一生懸命頑張っているのが伝わってきたので、これからの可能性に期待してみましょう♪
名探偵コナン『紺青の拳』のロケ地がわかる!聖地巡礼 in シンガポール
劇場版・名探偵コナン『紺青の拳』の舞台がシンガポールということで、4月30日~5月4日まで旅行を兼ねた聖地巡礼をしてきたのでその様子を公開!
怪盗キッドや京極真、コナンが訪れた場所を一緒に振り返ってみよう。<若干ネタバレ含む>
マリーナベイ・サンズ
今作品のメイン舞台とも言える『マリーナベイ・サンズ』。
物語冒頭でレオン・ローとシェリリン・タンが密会をしていたのがマリーナベイ・サンズの宿泊客専用屋上レストラン。
また、怪盗キッドが扮する新一と蘭が夜景を見下ろしロマンチックな一時を過ごしたプールもここマリーナベイ・サンズの屋上にある『インフィニティ・プール』だ。
プールの営業時間は午前6時~午後10時までで、こちらも宿泊者限定なので注意しよう。
だが、57階のサンズ・スカイパーク展望デッキには宿泊客でなくても入場することができる。(【料金】大人:23シンガポールドル)
壮大なシンガポールの絶景が見れるおすすめスポットなのでシンガポールに旅行する機会があればぜひ利用しよう。
ザ・ショップス アット マリーナベイ・サンズ
マリーナベイ・サンズに直結しているショッピングモール『ザ・ショップス アット マリーナベイ・サンズ』。
シェリリン・タンが殺害された現場で、リシ・ラマナサンがレオン・ローと遭遇する場所だ。映画を見る限り、2人が会話をしていたのはエルメスのお店の前だと推測。(実際のスペルとは違うが…)
シンガポール最大級の規模を誇る高級ショッピングモールで、地下2階の運河を小舟に乗って巡ることができる『サンパンライド』、約15分間の水のショー『レイン・オキュルス』などがあり、エンタテインメント要素満載の施設だ。
マーライオンパーク
スーツケースに閉じ込められたアーサー・平井を名乗るコナンが登場し、蘭と出会う『マーライオンパーク』。
映画内で血を吹き出すマーライオンと、コナンがスーツケースから出てきて一番最初に目にするミニマーライオンはここにある。
現在、一番有名な定番のマーライオンは改修工事で目にすることはできない。(2019年5月時点)
しかし、工事が終わればマリーナベイ・サンズや定番のマーライオン、シンガポールフライヤーなどの名所を背景に写真を収めることができる。
ラッフルズホテル
レイチェル・チェオングが酒に酔った小五郎に近づくシーンが『ラッフルズホテル』のロングバー。
トロピカルカクテルの傑作ともいわれるシンガポール スリング発祥の地で、平日の昼間から大繁盛している。
席には無料でピーナッツが用意されていて、殻を床に落として食べるのが伝統だ。
現在は、改修中で宿泊することができない為、再開されるのを待とう。(2019年5月現在)
マックスウェルフードセンター
園子と京極真が食事をし、チキンライスとスイカジュースを頼んだのが、ここチャイナタウンの中心部にある大規模なホーカーズ(フードコート)、『マックスウェルフードセンター』。
さまざまな屋台が立ち並び、B級グルメを堪能できる。
「安い」「美味しい」と地元民に愛され、お昼前後は混雑していることも多いので時間帯を見ながら訪れよう。
画像は、有名な『天天海南鶏飯』のチキンライス(小サイズ)と、スイカジュース。
プリプリのチキンと、鶏の出汁で炊かれたご飯がマッチし、非常にコスパの良い料理だった。
Tras Street(トラス ストリート)
怪盗キッドが宝石が入っている台座からレイチェル・チュオングの遺体を発見し、警察に追われるシーン。そこで逃げてきた場所が『トラス ストリート』である。
(背景が微妙に違う為、確証は持てないが、街灯が似ていたり、シンガポール人の友人に映画の画像を見せて確認を取ったので多分ここだろう…)
サンテックシティモール
怪盗キッドとコナンが金色の噴水を背景に事件を推理していたシーンが、『サンテックシティモール』のファウンテン・オブ・ウェルスと呼ばれる『富の泉』だ。
パワースポットとして世界中からたくさんの人が訪れており、
①10:00~12:00
②14:00~16:00
③18:00~19:30
の決まった時間帯になると、噴水の中に入ることができる。
そこで、右手で噴水に触れ、願い事を唱えながら3周すると叶うと言われているのでぜひやってみよう。
SPECTRA(スペクトラ)
海賊の乗っているタンカーが街に向かっている時に蘭が1人で見ていたのが『SPECTRA(スペクトラ)』。
ザ・ショップス アット マリーナベイ・サンズのイベントプラザ前で行われている光と水のナイトショーだ。
劇中では、階段式になっており、昔は "真ん中の後方付近が全体を見渡せる最高の席" と言われていたが、現在はその階段がフラットな状態になっており、周りの観光客が立つと見えなくなる。
その為、ショーの始まる15分~30分前に "真ん中の一番前の席" を確保しておくと良い。
また、紺青の拳のメインビジュアルになっているショーの光景は、エスプラネードブリッジ付近側からの景色。
噴水までかなりの距離があり、ビジュアルアートはほとんど見えずイベントプラザ側と比べると迫力はないが、マリーナベイ・サンズから放たれるハイパワーレーザーが美しくライトアップされ、シンガポールフライヤーや、リバークルーズの船、シンガポールの夜景が一望できるおすすめスポットだ。
・日曜日~木曜日:午後8時、午後9時の2回
・金曜日、土曜日:午後8時、午後9時、午後10時の3回
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
海賊に大砲のようなもので壊されるシーンに出てくるのが『ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ』。
広大な敷地を持ち、SF映画のような高さ50mの人工の木、『スーパーツリー・グローブ』が魅力的な植物園だ。
公園自体は入場無料で、夜に行われる光と音のショー、『OCBCガーデン・ラプソディ』も無料で観ることができる。
・日曜日~土曜日(毎日):19時45分、20時45分の2回
シンガポール・フライヤー
怪盗キッドが海賊から大砲で狙われるシーンで、海賊が立っていた観覧車が、『シンガポール・フライヤー』。
地上160mに達する世界最大級の観覧車で1周約30分の時間を有する。
シンガポールの壮大な景色を一望でき、かなりロマンチックな一時を体験することができる。
ただ残念ながら最大許容人数は28人となっており、普通に乗ると他人と一緒に乗ることになるので恋人と2人きりなどプライベートな時間を過ごすのは難しい。(貸切プラン有)
以上が今回の名探偵コナン『紺青の拳(フィスト)』聖地巡礼旅行だ。
ロケ地になった場所はほとんどそのまま再現されていることが多く、実際に行ってみるとそのシーンが思い浮かび上がり、非常に楽しめる旅になった。
お店の名前が異なっていたり、向きや位置が違う所はもちろんあるが、現地へ行ってみるとなんとなく、「ここかなぁ…」とわかると思うのでコナンファンはもちろん、シンガポールへ興味を持った方はぜひ一度足を運び、壮麗な街並みをこの目で確かめてみるといいだろう。